不動産取引や建築計画において、対象地が接している**「建築基準法上の道路種別」**(2項道路や位置指定道路など)の調査は必須です。しかし、調査のたびに役所の窓口まで足を運ぶのは、時間も手間もかかりますよね。
実は最近、多くの自治体が指定道路図や道路台帳をインターネット上で公開しており、パソコンやスマホから簡単にオンラインで下調べが可能になっています。
この記事では、建築基準法における道路種別や道路現況図がネット上で調査できる便利なサイトをまとめました。主に東京都・神奈川県(1都3県)の情報を中心にご紹介します。(※新しい情報が入り次第、適宜更新しています)
※基本的にリンクフリーを確認したサイトを掲載しておりますが、サイトの更新等により内容が変更されたり、システムが利用できなくなったりする可能性もあります。現時点での情報として、自己責任でのご利用をお願いいたします。なにか問題やリンク切れ等がございましたら、コメント欄などでご連絡ください。
全国の指定道路図・指定道路調書のインターネット公開状況
まずは、全国の自治体がどの程度インターネットで道路情報を公開しているかを一覧で確認できる、国土交通省の資料をご紹介します。
出典:国土交通省ウェブサイト
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/content/001475637.pdf
こちらは令和5年(2023年)4月1日時点での情報です。指定道路図または指定道路調書の一部、あるいはすべてをネットで公開している全国の自治体一覧が記載されています。お住まいの地域や調査対象エリアがネット公開に対応しているか、まずはここでチェックしてみるのがおすすめです。
東京都で道路種別・道路図面が調べられるサイト
東京都内では、都が提供するシステムのほか、各区が独自に使いやすい地図情報システムを整備しています。
東京都市整備局:都市計画情報等インターネット提供サービス
都市計画情報等インターネット提供サービス | トップ
東京都多摩建築指導事務所が所管する区域の、建築基準法上の道路種別を調べることができます。道路情報だけでなく、用途地域などの都市計画情報もあわせて確認できるため、多摩エリアの物件調査・役所調査において非常に便利なサイトです。
東京都道路現況図公開システム
東京都道路現況図公開システム Tokyo 東京都が管理する「都道」の道路現況図をインターネット上で公開しているシステムです。都道に面した敷地の調査を行う際に、現況の幅員や道路線形をスムーズに把握することができます。
杉並区・すぎナビ
すぎナビ | トップ
杉並区が提供する地図情報システムです。道路境界図、指定道路図、道路台帳平面図のほか、用途地域、基準点、さらには狭隘(きょうあい)道路の協議状況など、不動産調査に必要な情報が網羅されています。非常に情報量が多く、使い勝手抜群のサイトです。
墨田区・すみだまちづくりマップ
すみだまちづくりマップ - トップページ - 墨田区内の指定道路、用途地域、道路現況平面図などを閲覧できるマップです。直感的な操作で、調査対象地の道路情報やまちづくり情報をスムーズに取得することができます。
台東区・たいとうまっぷ
道路台帳・道路境界 台東区の地図情報システムです。建築基準法上の道路種別や用途地域はもちろん、対象の道路が「区道」なのか「都道」なのかといった道路の管理区分も簡単に調べることができ、調査の手間を省けます。
神奈川県で道路種別・道路図面が調べられるサイト
横浜市行政地図提供システム

建築基準法の道路について 横浜市が提供する行政地図システムです。「iマッピー」というシステムからは建築基準法上の道路種別や用途地域が確認でき、「よこはまのみち」からは道路の平面図や区域線図などが閲覧できます。 複数のレイヤーで色々な都市計画情報や道路情報が網羅されており、非常に使い勝手がいいです。横浜市内の調査では欠かせない必須ツールと言えます。
【まとめ】 建築基準法上の道路種別や道路現況図の調査は、各自治体のインターネット公開システムを活用することで大幅に効率化できます。今後も便利なサイトを発見次第、適宜追加・更新していきますので、ぜひ日々の業務や下調べにお役立てください!

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